携帯型クロロフィル蛍光測定装置Plant Optical Measurement WALZ社
LSA-2050 Leaf-State-Analyzer
LSA-2050 LEAF-STATE-ANALYZERは、非侵襲的かつ非破壊に葉の分析ができるハンドヘルド装置です。植物の健康状態に関連する3つの領域を分析することで、ストレスの影響とストレスに適応する植物の能力に関する情報をご提供します。
- 紫外線と強い可視光線からの保護の程度
- クロロフィル濃度
- Fv/Fm 光化学系IIの最大蛍光量子収率
【 LEAF-STATE-ANALYZERの優れた特性 】
- 有害なUV-B 放射に対する防御を測定
- ストレスファクターであるクロロフィル含有量と光化学系IIの損傷評価
- 装備される4つの異なる励起波長帯でスクリーニング
- UV-B と UV-A は、ヒドロキシ桂皮酸とフラボノイド
- 青色はカロテノイド
- 緑色はアントシアニン
- 相対的なフラボノイドとアントシアニンの濃度を示す吸光度値を表示
- 実績のあるPAM 蛍光/飽和パルス法による光化学系IIの分析
- GPSデータ、葉の向き、日射方向を測定時に記録
MINI-PAM-Ⅱ(携帯型 PAMクロロフィル蛍光測定器)
光合成収率測定器MINI-PAM-Ⅱ は、光合成における光化学エネルギー転換の有効な量子収率の迅速かつ信頼できる評価測定用に特別な配慮のもとで開発されました。
最も特徴的なことは、ただ1つ"Start"キーを操作するだけで数秒以内に測定でき、8MBを保存可能なことです。斬新なオプトエレクトロニクス設計と、最新のマイクロプロセッサー・テクノロジ-により、 MINI-PAM-Ⅱは非常にコンパクトで高感度、高い分解能力を持ちます。
MINI-PAM-Ⅱ は、他のPAMシリーズ蛍光測定器のようにクロロフィル蛍光収率の選択的検知のためにパルスモジュレート(変調)測定光を使っています。実際の光合成の収率測定は、アプリケーションの1つであるサチュレーション(飽和)パルス光のアプリケーションで実行します。
そして与えられた光合成収率が計算され、表示・保存されます。すでに発表されている PAM蛍光測定器(PAM.PAM-2000)による多数の経験は、定義された収率(YIELD)パラメーター(△F/Fm')決定と植物、藻類、単離したクロロプラストの光合成有効量子収率の間に密接して相関することが立証されています。
オプションのリーフクリップホルダー2030-Bを使えば、蛍光測定の位置で光合成有効放射(PAR)が決定し、見かけの電子伝達レート(ETR)が計算されます。加えて MINI-PAM-Ⅱは、蛍光クエンチング係数(qP,qN,NPQ)の測定が可能で、誘導カーブ(カウツキー効果)の測定のために励起光(白色光)の応用を使いクエンチング分析による飽和光曲線の自動記録を備えています。これらの目的のために拡張モードメニューが準備されています。
MINI-PAM-Ⅱは野外での実験用に単体で使用可能な装置として考案された一方、Windows版ソフトウエアWinControlでコンピュータと接続すれば、研究室での操作も可能で、装置のセッティング情報とデータ登録がMINI-PAM-Ⅱとコンピュータのどちらでも操作可能になります。
Brochure MINI-PAM-II (PDF-File)2MB
MINI-PAM-II/POROMETER
MINI-PAM-II/Porometer は、MINI-PAM-II 用の新しいリーフクリップです。
気孔コンダクタンスとクロロフィルa 蛍光の測定を組み合わせ、PS II を評価することができます。
軽量でコンパクトなデバイスなので、温室や研究室だけでなく、フィールドでの使用にも最適です。
MINI-PAM-II/Porometer
は、迅速なスクリーニング、ハイスループットなストレス評価、または誘導曲線や光曲線などの確立されたプロトコルによる詳細な植物分析のいずれにおいても、サンプルの水分蒸発と気孔コンダクタンスに関する正確な情報を提供します。
クロロフィルa 蛍光と共に、これらは光合成活動を記述するための2 つの重要な側面です。
PAM-2500(高感度PAMクロロフィル蛍光測定器)
従来のPAM-2000・PAM-2100 のグレードUP版として開発されました。 PAM-2500では、全ての光源をLED化しただけではなく、更なる機能とし Single/multiple turn-over flashes を装備し、制御用PCとはBluetooth 2.0にて通信・データ転送が可能になっています。携帯型としては最も多機能な測定装置です。
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